みなさんからの声

岡山で作った人との繋がり

匿名




福島県いわき市から2017年冬に1才過ぎの長男を連れて岡山に下見に来た後、4月に母子移住、7月には夫が会社をやめて合流しました。
移住を決めるまでは、夫が長男であることで、親と同居せず他県に行くのはありえなかったし、私自身もそう思い込んでいました。また義父の白血病のお世話もあり、言えないまま、食べものや洗濯物を気にしつつの生活でした。
当時息子は外に出るたびに鼻水と発熱を繰り返しており、私も鼻血がよく出ていました。義父の退院が決まって、試しに数ヶ月遠くで過ごしてみようかと岡山に滞在してみたら、貧血で真っ白だった息子の顔が目に見えて変わりました。鼻水・咳も出ず、元気になった。決心した夫も息子が何種類も薬を飲んでいるのをかわいそうと思ったようでした。

最初の2年はお盆やお正月が悲しくて。楽しそうにしている人達を見て、ああ私達はおじいちゃん、おばあちゃんを失ってしまったんだと落ち込んだ当時、よく助けられたのが、ほっと岡山でした。
全身マッサージやねっこぼっこのアート制作、ふるさと交流会、避難移住者の交流会にも参加しました。避難移住を伏せて暮らしているので、話ができて息抜きになりました。
スタッフの大谷さんに子育ての相談をさせてもらい、服部さんは深刻な話をいつも優しく丁寧に聞いてくれました。
特に「くるくるお茶会」の宮岡さんご夫妻は、子供の成長も見てくれて、まるで親族のように関わってくれました。道はどこを通ったらいいか、子連れで行ける場所、食べ物屋さんなど、詳しくて頼りにしていましたし、今でもそれは変わりません。
ゆっくり話したい時、マッサージの時に託児があったらいいなーと思います。ちょろちょろする子連れでも心配なく事務所に行けて、子供には聞かせたくない話もできますし。(※ほっと岡山では事務所利用の際の託児を利用できます。詳しくはこちら。)


おままごとの土遊びも気にせずできるように


宮岡さんに教わって自分で育てた無農薬野菜


アートのじかん「ねっこぼっこ」で息子と作ったワックスサシェ


福島の義父母がよく作ってくれたなすのはさみ揚げ

今はとある団体で移住や転勤をきっかけに岡山に来たママさんたちの繋がり作りの交流会を主催しています。
深刻な話題でもしっかり聞けるように、人数を制限して、託児をつけて、お茶とケーキでゆっくり話ができるように企画しています。気合入れてやっているというより、息抜きに楽しめる範囲でやっています。
少なくとも子供が巣立つまでは長くここで暮らしていくつもりです。親のこれからのことが心配ですが、ゆくゆくはこちらに来てもらって介護を引き受けようと考えています。


繋がりづくりではゆったりした時間を企画

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