1月24日(金) 第5回被災者支援ソーシャルワーク研修を開催します
いつもほっと岡山の事業にご協力いただきありがとうございます。
ほっと岡山は昨年11月から休眠預金活用事業 中国5県における発災時の相互支援体制構築に向けた地域の支援団体育成・強化事業「広域避難者支援基盤強化プロジェクトー被災者一人ひとりに向けた災害ケースマネジメントの実践」プロジェクトを始めました。プロジェクトの一環として、2024年6月から被災者支援ソーシャルワーク研修を行っております。
この度第5回被災者支援ソーシャルワーク研修を実施する運びとなりましたので、ご案内いたします。第5回目は、被災者支援における法律や制度について学びます。特に、住民票のない地域へ避難を余儀なくされた被災者「広域避難者」に向けた支援を実施するにあたり、どのような法律があるのか、また災害時における人権への配慮について学びます。
ぜひお申込・ご参加いただきますようお願い申し上げます。
以下は研修の概要でございます。
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【第5回被災者支援ソーシャルワーク研修】
[日 時]2025年1月24日(金) 14:00~17:00 (開場13:30)
[場 所]パルトピアやまぐち 2階 第1会議室(山口県山口市神田町1-80)
*ハイブリッド開催/会場およびZoomによるオンライン
[タイトル] 被災者支援における法制度・人権を考える
[目 的]災害支援全般の法律や制度を学ぶことで、①よりそい支援のスキルが向上する ②安全かつ安定的に被災者支援ができるようになる ③避難者の生活再建やエンパワーメントの力が促される
[プログラム]
1.話題提供
①『災害支援の制度化と多様化する被災者ニーズ-支援における協働-』
講師:速水 聖子 氏(山口大学人文学部 教授)
②『災害の影響を受けた人びとと地域に活かす災害支援の国際基準』
講師:原田 奈穂子 氏(岡山大学大学院 ヘルスシステム統合科学研究科 教授)
2.研修
『被災者支援の制度と課題』
講師:津久井 進 氏(弁護士法人芦屋西宮市民法律事務所 弁護士)
3.グループワーク
参加者の意見交換
[参加費]無料
[お申込み]
下記URLリンクもしくはQRコードより必要事項を記入の上、お申込みください。
(申込み期限:1月22日(水)まで)
https://forms.gle/B2byu1j1Eu2zdHT66
[講師プロフィール]
氏名:速水 聖子 氏
所属・役職:山口大学人文学部教授(社会学)、NPOやまぐち県民ネット理事
専門は地域社会学。災害研究に取り組んだきっかけは長崎県雲仙普賢岳噴火災害で、被災地における地域住民活動とコミュニティ再生について研究している。2011年の東日本大震災においては、距離を超えた自治体間での行政・民間レベルでの災害支援について調査研究を行う。その縁で、「ひろしま避難者の会アスチカ」の記録誌作成に社会学研究室として協力している。
氏名:原田 奈穂子 氏
所属・役職:岡山大学大学院 ヘルスシステム統合科学研究科 教授
看護師・保健師。2013年からスフィア基準トレーナーとして、主に国内の災害支援者や行政職員を対象に、正しくこの基準を理解してもらうための研修を開催。また日本プライマリケア連合学会による災害支援ではこの基準を用いた支援を展開。能登半島地震および豪雨災害に際しても、本基準を用いながら現在も支援を展開中。
氏名:津久井 進 氏
所属・役職:弁護士法人芦屋西宮市民法律事務所 弁護士
日弁連の災害復興支援委員会委員長として支援を行うなど、”災害弁護士”としての活動等を精力的に続ける。兵庫県震災復興研究センター共同代表、一人ひとりが大事にされる災害復興法をつくる会共同代表、公益財団法人こども財団理事長他。主な著書に『大災害と法』、『災害ケースマネジメント◎ガイドブック』ほか多数。
※本プロジェクトは2022年度中国5県休眠預金等活用コンソーシアムによる「中国5県における発災時の相互支援体制構築に向けた地域の支援団体育成·強化事業」の実行団体として助成を受け実施しています。