こんにちは。ほっと岡山です。

今年も3月11日がやってきました。 東日本大震災から13年が経ちます。 お亡くなりになった方々、そしてご遺族の皆様に改めて哀悼の意を表します。 そして、震災により日々の暮らしが余儀なくされた多くの方々に向けて、 私たちはこれからも心を寄せ続けていきます。

昨年11月からは休眠預金事業【広域避難者支援基盤強化プロジェクト―被災者一人ひとりに向けた災害ケースマネジメントの実践】を始めました。本プロジェクトのキックオフとして、3月1日(金)に「2024年災害支援フォーラム ー今、広域避難を考える 東日本大震災+能登半島地震」を開催しました。会場(岡山国際交流センター)とzoomウェビナーのハイブリッド開催で合計50名ほどの方が参加されました。メディアの方々にもたくさん来ていただき、本当にありがとうございました。 当日の録画は後日YouTubeにもアップロードする予定で、当日に参加できなかった方々は是非ご視聴ください。ほっと岡山のYouTubeチャンネル:Okayama Hot

昨日3月10日(日)におかやま西川原プラザで岡山避難移住者交流会「はじめましても、おひさしぶりも、311に思いを寄せて」を開催しました。ボランティアの方々を含め、20名ほどの方々が参加されました。岡山県危機管理課との共催プログラムで、最初は岡山県危機管理課より岡山の災害についてお話をいただきました。昼食の時に岡山大学学術研究院ヘルスシステム統合科学学域の原田奈穂子先生より「食べるマインドフルネス」についてお話いただきました。交流タイムには、手しごとや、手湯、相談ブースがあり、参加者の皆様からはリラックスできてよかったとのお声をいただきました。

交流会が終わり、ほっと岡山に戻って片付けをしながら、交流会のことを振り返りました。
やっと会えたはじめて交流会に参加の方、コロナでなかなか会えなくなった方、「やっぱり立ち寄ってみたくて」といらしてくださった方、昨年のほっと岡山の存続の危機をきっかけに、月に数回あつまり続けたひなんの会のみなさん、ささやかな時間でしたが、ご一緒できて私も心強かったです。
心より感謝いたします。

そして、ご一緒できなかった方たちのお顔も思い出されました。
さまざまな集まり、ふるさと交流会、相談でお目にかかった避難された方の
お顔が思い出されました。今、どうされているかなと、ふと感じました。
今日3月11日、スタッフのみんなの振り返りでも、会いにいきたいねと話していました。

お一人おひとりの311があったと思います。
いろんな思いが浮かんできているかもしれません。

(この2つのプログラムについては、メディアでもご紹介いただきました。)

NHK− 東日本大震災から13年 別自治体に避難「広域避難」を考える https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20240301/4020019617.html

RSK− 【能登半島地震から2カ月】「支援格差や孤立化は他人事ではない」広域避難の課題を考えるフォーラム【岡山】 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rsk/1030088?display=1

RSK− 【東日本大震災から13年】岡山へ避難移住している人たちの交流会「南海トラフ地震への対策も」 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rsk/1045699?display=1

Y!ニュース− 産経新聞「広域避難」支援充実図る 岡山の団体、次の災害に備え https://news.yahoo.co.jp/articles/b0dcd4f65e1b62bdaf8f50d54e2865e9cb1ed956

ほっと岡山はこれからも、一人ひとりの小さな声に耳を澄まし、声なき声を尊重し、311の経験をこれからに活かしていきます。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。