◯ 今年度起こったこと

ほっと岡山は、2016年〜2021年度の6年の間、福島県「県外避難者帰還・生活再建支援補助金」を交付され、それを主な財源として支援活動をして参りました。(詳しい内訳はホームページの事業報告書・決算書をご覧ください。)
https://hot-okayama.net/organization/

しかしこの度、ほっと岡山はこの補助金の対象から外れ、他の助成金申請も実りがありませんでした。公的な補助金の性質として余剰や貯蓄がある訳ではなく、突然支援に使えるお金が0の状態となっています。(8月4日現在)

なお、この度申請のあった延べ90事業のうち60事業が不採択で、交付要件も狭まり、福島県の避難者支援の打ち切りをも懸念させるような内容となっています。
(朝日新聞※有料記事)
https://www.asahi.com/articles/ASQ796RLBQ6JOXIE01H.html

◯ これまでの経緯

避難者の方々にとってほっと岡山は、過去をなかったことにせず、これからもあり続ける人との関わりの場所となるように、これまで安心して来れる「場」を作ることに注力してきました。

2017年には現在の事務所に移転し、相談できる個室を備え、避難者の方が人との関わりの中で、将来や生きる意味を取り戻せるように活動してきました。

人は安心して話せる他者がいることで、将来や生きる意味を言語化し回復することができます。
ほっと岡山では、単年度でリセットしなければいけない補助金に苦慮しながら、相談の内容、支援のバリエーションを工夫して、あの手この手でやってきたのが実情です。

◯ 東日本大震災避難者のことは今後切り捨てられてもいいのでしょうか?

3.11。あの過去がなかったことになり、支援が先細り、「未だに困っている、傷ついている」当事者のことが社会的に不可視になりつつある、とほっと岡山では危機感を持っています。

現在、相談件数は月延べ40件ほどあります。それでもここ10年で緊急な支援を必要とする方は減少傾向にあり、むしろ今後は避難者同士の連帯や相互のコミュニティが育っていくことに期待もありました。

私達にはまだできることがあるのではないでしょうか。

◯ その中でほっと岡山がやりたいこと

なんとしても「場」は守りたい。
相談できる「場」、これからもいつでも3.11を語れる「場」として、過去をなかったことにせず、これからもあり続ける人との関わりの場所だけは死守したいと思っています。

ほっと岡山の存続だけの問題ではなく、社会の問題として、一緒に運動・連帯してもらえる方を募っています。
どうぞお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。

キックオフミーティング
日時:8/19(金)18:30〜
場所:ほっと岡山交流スペース(〒700-0921 岡山県岡山市北区東古松1-14-24 コーポ錦1階)
参加申込:電話 0120-566-311(月~金/10:00~17:00)
FAX 086-230-4561
メール hotokayama@gmail.com